各疾患について診察希望の方は日本医科大学多摩永山病院

(電話:042-371-2111)
脳神経外科外来までご連絡ください

2023-11-9

外来担当表を更新しました

2021-6-7

発表論文を更新しました

2020-2-20

発表論文を更新しました

 

2019-7-25

発表論文を掲載しました

2018-4-1

外来担当表を更新しました

2016-11-20

腎機能の低下した方の頚動脈狭窄症治療を追加しました。

2014-12-1

CEA成績を更新しました。

2013-5-21

CEA成績を更新しました。

 

 

腎機能障害と頸動脈狭窄症

頸動脈狭窄症と腎機能障害。首の動脈と腎臓は関係ないでしょうと思われる患者さんも多いかもしれません、しかし高血圧や糖尿病を患っていると腎機能障害を合併している患者さんを多く経験します。腎機能が悪くなっている患者さんの頸動脈狭窄症を治療していく場合は気をつけることがあります。

 

1、          放射線造影剤の使用を少なくする: 血管の精密検査は放射線に写る造影剤を使用しなければなりませんが、造影剤の副作用として、腎臓の機能をさらに悪くする可能性があります。

 

2、          腎臓の機能が悪くなっている患者さんは、動脈が硬くなっていることが多く、動脈の中カテーテルが動くときに動脈を傷つけることがあります。

 

 

以上のことから、頸動脈狭窄症の患者さんに対して、造影剤を使用しないで治療していく必要があります、当科では図のようにMRICTで動脈の検査をしております、すなわち造影剤を使用しないで治療することが可能です

 

我々の施設では、腎機能障害をお持ちの患者さんに造影剤を使用しないで治療することが可能です。

この画像はCTとMRIを合成して作成しました、造影剤は使用していません、手術も問題なく、腎臓の機能悪化もなく退院しました
この画像はCTとMRIを合成して作成しました、造影剤は使用していません、手術も問題なく、腎臓の機能悪化もなく退院しました